(2,3月限定)フィラリア予防注射について

ひあさ動物クリニックでは、2月・3月に限定してフィラリア予防注射を行います。
入荷に限りがありますので、あらかじめご予約いただけれると助かります。

※注射タイプを推奨するものではありません。メリットとデメリットを考慮して、決めていただきたいと考えています。

フィラリア予防注射のメリット

  • 投薬のコンプライアンスが守られる
    フィラリアの予防薬は、おいしく食べられるよう各メーカーさんがお肉のフレーバーをつけたり、チュアブルにしたりしてくれています。それでも、毎月お薬をいやがってしまうわんちゃんもいます。
    また、オーナーさんが忙しく、決まった日に飲ませるのを忘れてしまう場合もあるでしょう。
    注射タイプは1回の注射で12ヶ月間じわじわとフィラリア駆虫効果を発揮しますので、確実に予防できます。
  • 春の予防シーズンを避けられる
    動物病院では4〜6月がわんちゃんの狂犬病予防とフィラリア予防のシーズンとなり混雑しやすいです。
    特にフィラリア予防の際はフィラリアにかかっていないことを血液検査する必要があり、時間がかかりやすいです。
    注射タイプのフィラリア予防は、1年間有効ですので動物病院の混んでいない冬場から安心して開始することができます。
  • 1年間しっかり予防できる
    愛媛県では5〜12月の8ヶ月が予防シーズンです。注射タイプは12ヶ月間予防効果が持続しますので、その前後にもまだ蚊を見かける、温暖地域に遊びに行く、万が一の感染を予防したい、という方にはおすすめできます。(飲み薬を通年投与する方法でももちろん大丈夫です)

フィラリア予防注射のデメリット

  • まれな副作用として、アレルギーを起こすことがある
    ワクチン同様、注射が合わない体質の場合があります。アナフィラキシーショックの報告も、かなり少ないですがあります。
  • 注射がちょっと痛い
    フィラリア注射液は少しドロッとした薬液になっています。そのため、注射針はワクチン接種用のものよりも太い針を使用する必要があります。
  • 体重が増えすぎると予防効果が薄まる可能性
    注射時の体重に合わせてお薬を投与しますので、1歳未満の子犬さんには投与できません。

フィラリア予防注射における注意点

  • ワクチンと同様、体調のよいときに接種すること。
  • 1歳以上の成犬であること。
    (猫ちゃんには打てません)
  • 10歳以上ではじめての接種は推奨しません。